最初におうちにお迎えしたちょうちょは
残念なことに翌日の朝
お空に帰ってしまった
ふたばは
もう生きていないことが
わかってすぐは
チラチラ何度か見て確認している感じでした
保育園から帰っても
動いていないちょうちょを見て
「○んじゃったから、すてたい」と…
それ聞いた私はドキリとして
命の重さについて
どう説明しようかと
頭を巡らせながら
寝支度を済ませベッドへ行くと
突然泣き出すふたば
動かなくなってしまった ちょうちょのことを
ずっと考えていたのかもしれない
ふたばが望む限り
ママはずっとそばにいるということ
今回は知識不足で
ちょうちょに申し訳ないことをしてしまったから
もし次にお迎えすることがあれば
今度こそよく調べて
大切にしてあげようってお話をすると
泣き疲れたのか
スッと眠ってしまいました
よくよく調べると
ちょうちょの家庭での長期飼育は
難しいということがわかり
今度からは
おうちで観察したら
すぐにはなすことにしました
後日 またちょうちょをお迎えしたときには
観察で記録した写真とスケッチを
ちょうちょが来てくれた証として残し
降り続けていた雨がやんだ日の朝に
お庭にはなしました
元気に飛んで行ってくれて
一安心したのと
飛んでいるちょうちょを
ふたばと見上げる時間を持てたことを
ちょうちょに感謝しました
ずっとそばにいてと泣くふたばを見て
ああ、この子が望む限りそばにいてあげたいなと思ったし
この子が自立して
私が必要なくなる日が来るまでは
○んではならない!!
と改めて決意をかたくしました
自分の足で人生を歩いていくたくましさを
あなたが手に入れる日まで…
なんなら 大人になって
うちの母、最近うざいんだわとか言い始めたら
私は安心して泣くかもしれない